伝統の箱根駅伝は来年1月2、3日に第102回大会を迎える。スポーツ報知では出場する全21チームを連載で特集する。

第20回は2年連続9回目出場の東京国際大。

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 前回、東京国際大は神がかったレースを見せた。2区でエティーリが区間新記録で2位浮上。その後、苦戦し、8区で12位まで下がったが、9区の菅野、10区の大村が踏ん張り、8位でゴール。大会直前に横溝三郎さんが現役監督のまま84歳で死去。「横溝監督が力を与えてくれました」と中村監督代行は感謝した。

 前回の経験者は4人。6区10位の中山、9区3位の菅野、10区6位の大村の存在は心強い。エティーリは再び2区が濃厚。「前回より調子がいい。天候や展開次第で夢の1時間4分台の可能性もあります」と中村監督代行は期待する。1区は今季急成長の小柴が有力だ。

駅伝の鉄則「先手必勝」でチーム最高成績(20、22年の5位)の更新を狙う。

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