第102回箱根駅伝(来年1月2、3日)を主催する関東学生陸上競技連盟は29日、出場21チームの1~10区登録と補欠登録6選手を発表した。往路(2日)、復路(3日)ともにスタート時間(午前8時)の1時間10分前に当日変更が可能で、各校ともに補欠登録した主力選手を勝負区間に投入する。

変更は区間登録選手と補欠登録選手の交代だけで、区間登録選手同士の交代はできない。

 1996年以来30年ぶり、歴代最多15回目の総合優勝を目指す中大は、前回1区区間賞でチームに抜群の勢いをつけたエースの吉居駿恭(しゅんすけ、4年)、今季出雲駅伝1区区間賞の岡田開成(2年)、前回箱根10区4位の藤田大智(3年)ら主力を補欠に温存。

 前回2区9位の溜池一太(4年)、同3区区間賞の本間颯(3年)は今回も同じ区間に配置された。

 同4区9位の白川陽大(ひなた、4年)は9区、今季の全日本4区区間賞の柴田大地(3年)は山上りの5区に入った。

 中大は学生3大駅伝開幕戦の出雲駅伝は10位と苦戦したが、第2戦の全日本大学駅伝は大健闘の準優勝。2区の吉居が7人抜き区間2位の快走でトップでつなぎ、3区の藤田は区間4位、4区の柴田大地(3年)は区間賞の激走。最終8区の溜池も区間2位で走り、2位でフィニッシュした。

◇中大(前回5位)

1区 辻   誉(1年)

2区 溜池 一太(4年)

3区 本間  颯(3年)

4区 三宅 悠斗(1年)

5区 柴田 大地(3年)

6区 並川 颯太(2年)

7区 七枝  直(2年)

8区 佐藤 大介(2年)

9区 白川 陽大(4年)

10区 浜口 大和(1年)

補欠 折居 幸成(4年)

補欠 吉居 駿恭(4年)

補欠 吉中 祐太(4年)

補欠 佐藤  蓮(3年)

補欠 藤田 大智(3年)

補欠 岡田 開成(2年)

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