東京競馬記者クラブ(加盟16社)は12月29日、2025年度の東京競馬記者クラブ賞として戸崎圭太騎手(45)=美浦・田島俊明厩舎=を選出した。選出理由はダノンデサイル(牡4歳、栗東・安田翔伍厩舎、父エピファネイア)でドバイ・シーマクラシックを制して、レース後の「ベリーベリーホース」のインタビューでも大きな話題を呼び、国内でもJRA年間132勝を挙げて関東騎手1位(全国2位)と活躍。

エリザベス女王杯(レガレイラ)を制するなど重賞9勝と顕著な活躍を残したことによる。

 同騎手は「なかなかいただけない賞ですし、とても光栄に思います。今年は僕にとって大きな変化がありました。ドバイの勝利もそうですし、ベリーベリーホースが広まってくれたことで新しい自分を見つけられたというか、僕の人生のなかで大きな一年でした。こうして評価していただき、すごくうれしいです」とコメントした。

 また特別賞には日本調教馬として史上初めてブリーダーズCクラシックを制するなど世界を舞台に活躍したフォーエバーヤング(牡4歳、栗東・矢作芳人厩舎、父リアルスティール)が選ばれた。矢作調教師は「伝統ある賞をいただき、とても光栄です。フォーエバーヤングは今までの日本馬の枠を超えた優駿だと思っています。来年もう一年、現役で走る予定ですので、今後ともご声援のほどよろしくお願いいたします」とコメントした。

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