ヤクルトを戦力外となっていた山本大貴投手(30)が全府中野球倶楽部で現役を続行することが29日、分かった。独立リーグなど複数のオファーもあった中で家族を支える一家の大黒柱として会社員として野球ができるクラブチームを選択した。
本紙の取材に対し、山本は「山あり谷ありのプロ野球人生でしたけど、楽しかった。悔いはありません」とやり切った様子でプロ8年間を振り返った。
三菱自動車岡崎から17年ドラフト3位でロッテに入団。即戦力として期待されたが実力を発揮するまでに時間を要した。忘れもしないプロ2年目の19年3月。東洋大との練習試合で大量の四球をきっかけに1イニング7失点したのがターニングポイントだった。屈辱を味わったことで自分の実力を痛感。ここから努力を重ねていった。
2度目のターニングポイントは22年7月末に坂本光士郎投手との交換トレードでヤクルトに移籍できたことだった。連投にも耐えうる体力を武器にブルペンを支え23、24年と2年連続で40登板を果たし、才能が開花した。しかし、今季は故障などもあり17登板で防御率5・17に終わっていた。
通算121登板で5勝1敗、22ホールド、1セーブ。










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