阪神・藤川球児監督(45)が29日、若虎サバイバルのゴングを鳴らした。2月の沖縄・春季キャンプ中盤まで多くの若手にアピール期間を与える意向で、リミットを設定。
今春同様に来年も春季キャンプは1、2軍の枠組みを撤廃。故障で出遅れた大竹やベテランの岩崎、西勇ら実力者は平田2軍監督が率いる具志川スタートさせる方針だ。その間に、自身が指揮を執る宜野座組に高卒3年目を迎える百崎、育成2年目の嶋村らダイヤの原石を集めて見定める。
「3月手前に合わせてくる(実績組の)選手がそちら(具志川)にいる間に、見えるものがあれば残っていくだろうし、そうじゃなかったら入れ替わるから」と球児監督。球団初のセ・リーグ連覇に向けたチーム力の底上げへ、期限を設けて若虎の尻をたたき、覚醒を促す。(小松 真也)










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