ニューヨーク・ポスト紙のジョン・ヘイマン記者が29日(日本時間30日)、米スポーツ専門メディア「ブリーチャー・レポート」に出演し、ポスティングシステムでメジャー移籍を目指す巨人・岡本和真内野手(29)について言及した。

 同記者はかねて移籍先候補にはエンゼルス、パイレーツ、レッドソックス、ブルージェイズ、カブス、ダイヤモンドバックスの計6球団を挙げていた。

この日は、「(パイレーツの)主な焦点は、もう1人、強打者を加えること。彼らは今オフ、ここまでは“勝ち組”です。岡本は間違いなく候補の1人です。私は依然として、岡本はパイレーツにとって確実に可能性のある選手だと思っています」と、改めてパイレーツが有力候補であることを強調した。

 米1年目の日本人野手で最大の契約は、22年12月に29歳だった吉田正尚がRソックスと結んだ5年9000万ドル(約124億円=契約当時のレート)。岡本の交渉期限は、米東部時間で来年1月4日午後5時(同5日午前7時)までとなっている。

 すでに1週間を切っており、争奪戦は最終コーナーに突入。本人は渡米し、現地では代理人のボラス氏とミーティングを行うなどして、最終的な移籍先の絞り込み作業に入るとみられる。

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