ニューヨーク・ポスト紙のジョン・ヘイマン記者が29日(日本時間30日)、米スポーツ専門メディア「ブリーチャー・レポート」に出演し、西武からポスティングシステムを利用してメジャー移籍を目指している今井達也投手(27)について言及した。同記者は、候補とされるチームに触れつつ、「カブスと今井の組み合わせはいいと思う。

可能性はある。メッツも名前が挙がっている球団。これまではヤンキースとの関連の方が強かったですが、(米報道で)やや否定されてますね。ヤンキース内部では、今井に対する評価が割れていると思います」と解説した。

 今オフの移籍市場で先発投手の目玉の1人となっている今井。45日間の交渉期限は、米東部時間で11月19日の午前8時(同午後10時)にスタートし、来年1月2日の午後5時(同3日午前7時)まで。当初、今井争奪戦にはヤンキース、パドレスなど10球団前後が参戦しているとされていた。今月上旬には米スポーツ専門局「ESPN」のJ・パッサン記者が「ヤンキース、メッツ、フィリーズが有力だ」と3球団の名前を挙げたこともあった。

 ヘイマン記者は今井のスライダーを高く評価しつつ、「各球団は彼を先発2番手~3番手クラスと見ています。FA補償もなく、まだ27歳。市場価値は高い」と指摘。その上で「私はずっと、今井はカブスに合うと言ってきました。

確実に候補です」と、強調した。

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