重賞３勝のモズメイメイが引退　繁殖入りへ　前川調教師「いい子を出してほしい」
２３年チューリップ賞を勝ったモズメイメイ（左） 画像（1枚）

　重賞３勝を挙げたモズメイメイ（牝５歳、栗東・前川恭子厩舎、父リアルインパクト）が現役を引退し、繁殖入りすることが分かった。１２月３０日、管理する前川調教師が明かした。

２７日の阪神カップ１４着がラストランとなった。前川師は「前走はフケもすごくて、走る気を無くしているような感じでした。年明けに北海道に移動します。よく頑張ってくれましたし、いい子を出してほしいですね」とねぎらった。

　同馬は２０２２年１１月に栗東・音無秀孝厩舎からデビュー。２３年のチューリップ賞で重賞初挑戦Ｖを飾り、同年の葵Ｓを制した。２４年のサマースプリントシリーズでは、北九州記念３着、アイビスＳＤ１着、セントウルＳ３着と対象レースすべてで馬券圏内に入った。古馬となってからは、特に夏場に強さを発揮した。２５年３月の音無厩舎の定年解散に伴い、新規開業の前川厩舎へ。転厩初戦で高松宮記念（１３着）に出走し、同厩舎のＧ１初挑戦となった。

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