楽天・浅村栄斗内野手が30日、伸び盛りの若手に継続の大切さを説いた。25年は黒川史陽内野手や中島大輔外野手ら、20代前半の選手が定位置をつかんで活躍したが「そういう子たちは来年が本当に大事なシーズンだと思う。

1年やったからどうとかじゃないと思いますし、何年も何年もやっていかないといけない若い選手がいっぱいいる。満足することなくやってほしい」と力説。25年5月20日の西武戦で途切れるまで1346試合連続出場してきただけに、重みのある言葉だった。

 2度の2軍落ちを経験した25年、1軍にいたならば接することのなかった若手たちとも一緒に汗を流してきた。その中で21年ドラ1の吉野創士外野手やルーキーの吉納翼外野手、2年目の陽柏翔内野手らがシーズン終盤に1軍昇格。吉野と陽はプロ初安打をマークするなど、貴重な経験を積んだ。「1軍の経験って大きいと思う。その経験を生かしてほしい」と、飛躍への期待を込めた。

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