プロレス界の“レジェンド”藤波辰爾が1日、スポーツ報知の取材に応じ、デビュー55周年を迎える2026年の野望と新日本プロレス1・4東京ドームで引退する棚橋弘至へのエールを送った。

 新年。

藤波は1971年5月9日、岐阜市民会館での北沢幹之戦からデビュー55周年を迎える。昨年12月28日に72歳となったドラゴンは、記念イヤーでの野望を明かした。

 「プロレスを通じて、もっといろんな人と交わりたい。プロレスを知らない人たちに広くプロレスの素晴らしさを伝えていきたい」

 具体的には、2024年11月16日に福岡・小倉城で開催した「お城プロレス」の第二弾だ。少年のころから根っからの「お城好き」の藤波にとって小倉城でのプロレス大会は夢だった。思いが実現してから2年を迎える2026年に第二弾を見据ええいる。

 「年に1回はお城、あるいは史跡でプロレスを開催して、普段、プロレスを見ない人たちがプロレスを見に来てくれる大会をやりたい。そこで、もっともっと幅広い方々へプロレスの魅力を広く感じてもらいたい」

 今年は、主宰するドラディションは、例年通り春と秋に大会を開催。デビュー55周年記念大会となるが、他に「お城プロレス」を開催しプロレスの魅力を広く発信したいと考えている。

 プロレス界全体では、年頭に大きな動きがある。4日の新日本プロレス東京ドーム大会で棚橋弘至が引退する。26年のレスラー人生に終止符を打つ後輩は、藤波以来となる社長兼レスラーとして団体をリードしている。

 「彼自身が新日本プロレスをもっともっとメジャーにしたい、と言っているのでそれを実現してもらいたい。猪木さんから始まった新日本プロレスをもっともっと大きくしてもらいたい」

 数々の後輩がリングを去るが藤波自身に「引退」の2文字はまったくちらつかない。

 「俺はリングが人生の居場所。リングから活力、エネルギーをもらっている。辞めることは考えられない」

 デビュー55周年もドラゴンは挑戦を続ける。

 (福留 崇広)

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