◇第102回東京箱根間往復大学駅伝競走往路  (2日、東京・千代田区大手町読売新聞社前スタート~神奈川・箱根町芦ノ湖ゴール=5区間107・5キロ)

 予選会からの出場となった順大は、3年生以下のオーダーで6位と大健闘した。5区の小林侑世(3年)がゴールテープを切ると「よくやった」とメンバーは笑顔で出迎えた。

長門俊介監督(41)は、「10番以内に入れたら(いいと思う)ぐらいだった。全員が目標タイムに届いて、力を十分に発揮してくれた」と選手をたたえた。

 ライバルひしめく2区の吉岡大翔(3年)は1時間6分28秒で、区間日本選手5位と好走。「なんとか上位で渡せれば」と粘り、9位から8位に浮上させた。レース後には並走を続け、高校時代からトップレベルで競い合ってきた同世代の東農大・前田和摩(3年)と抱き合う姿もあった。「彼も実績がある中で(負傷でなどで)苦しい時期を過ごしてきた選手。一緒に戦えたのはよかったし、次は2人でもっと上の順位を目指したい」と夢舞台で絆を深めた。

 吉岡が流れをつくると3区のルーキー、井上朋哉(1年)が区間4位の好走で6位に押し上げた。以後は、川原琉人(2年)、小林が順位を守って芦ノ湖へタスキを運んだ。

 目標の総合5位以上へ、長門監督は「6区で(7位駒大の)伊藤(蒼唯、4年)君が追いかけてくる。きょう、往路の山でありえない記録が出たように、明日も可能性がある」と警戒しつつ、「構えずに自分の走りをしていければ達成できる」と選手の背中を押した。(綾部 健真)

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