◇第102回東京箱根間往復大学駅伝競走往路  (2日、東京・千代田区大手町読売新聞社前スタート~神奈川・箱根町芦ノ湖ゴール=5区間107・5キロ)

 創価大の副主将を務める苦労人・黒木陽向の力走が仲間の好走を呼んだ。4年生で初の箱根は1区を任され、14位でつないだ。

流れを作り、2区のS・ムチーニ(3年)が区間5位の走りで7位に浮上。シード圏内8位で往路を終えた。けがにも悩まされながらたどりついた舞台に「最初で最後の箱根で、及第点のところで粘りきれた。いろんなものを犠牲にしながら努力してきたので、夢がかなって良かった」と充実感にひたった。

 榎木和貴監督(51)は「(全体的に)気象条件もよく、予想よりもはるかに超えるようなペースだった。その中でも、設定タイム通りに走ってくれたので、しっかりと仕事をしてくれた」と満足げ。復路に向けて「6、7区は実力のある経験者なので、スイッチを入れ直す。追い上げのムードを作りながら、一つでも順位を上げていきたい」と更なる高みを目指す。(高澤 孝介)

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