ジャーナリストの池上彰氏が3日放送のテレビ東京系特番「テレ東は“知の駅伝”~2026政治・経済・ビジネスをビックリ予想~」(午前7時)に出演。作家で元外務省主任分析官の佐藤優氏にインタビューした。

 池上氏が「2026年、世界情勢を見るポイントは?」と聞くと「変化がないってことだと思います」と佐藤氏。

 「2025年、トランプが登場して基本的に枠ができちゃったと。その延長線上だと思いますね」と続けると「2025年は画期的な年だった。そこのところが大きく動かないと。小さな変化を大きな変化と間違わないことですね」と提言。

 「(11月の中間選挙で)アメリカの分断状況が変わるとは思えないですね。トランプが権力の座から去るほど追い込まれるとは思えない。それはトランプが強いということではなくて、民主党が弱すぎるんです。バラッバラになっちゃって民主党が固まれない」と分析。

 池上氏に「2026年にどう立ち向かえばいいか?」と聞かれると「下世話な話ですが、自分の生活、将来のためのお金をどう確保するか。これがすごい重要。資産の保全。

利殖とかそういうことよりも。インフレが進んでくるから、それは間違いない」と返答。

 「あともう一つはセーフティーネットとして、自分個人のセーフティーネットを人間関係でどう作っていくか。政治は混乱していく。経済でも急に上向きになるってことはない。その中で住宅を買うってことも今の20代、30代の東京の首都圏にいる人たちにとっては大変な話で。お金との付き合い方、お金を代替するような人間関係、この辺への関心が強まる1年ではないか。生き残りについて考えざるを得ないようになってくる。だって、高齢者だって医療費の負担が増える可能性がある」と続けると「いろんなことにおいて生活防衛ってのが生活保守的になるんじゃないですかね」と続けた佐藤氏。

 ここで池上氏が「夢がないですね」と言うと「夢がない時期っていうのも一定期間あって。そこで“夢力”みたいなのが蓄えられるから。そこから夢が出てくると思う。

今は夢を蓄える時期なんです」と答えていた。

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