◇第102回東京箱根間往復大学駅伝競走復路(3日、神奈川・箱根町芦ノ湖スタート~東京・千代田区大手町読売新聞社前ゴール=5区間109・6キロ)

 4年連続54回目出場の大東大は総合19位で、2年ぶりのシード権獲得はならなかった。10区鶴見中継所では無念の繰り上げスタートで、タスキが途切れた。

 昨年10月の予選会は故障明けの選手を起用しながらも、8位で通過。前回大会で往路を経験した4人が残り、真名子圭監督も「往路でシードへの流れを作りたい」と話していたが18位と出遅れ。前回大会に続き、2区以降での失速に指揮官は「失敗が同じところで続いてしまったのは監督の責任」と厳しい表情だった。目標へ向け、巻き返しを図った復路だったが、もどかしい展開が続いてシード奪還はならなかった。

 タスキなく繰り上げスタートした10区の赤星龍舞(とおま=4年)。「正直、スタートが遅れたんですけど、全然見えないですし、来ないのはわかってるんですけど、どこか待ってる自分がいた。悔しさというよりは寂しさだった」と振り返った。そして「タスキというものを繋げなかっただけ。この1年間、チームとしてみんなでやってきた。そういった思いは受け取っていた。ものがつながらなかっただけで、思いはつながった」と後輩たちとの強いチーム愛を口にした。

 もちろん戦いを終えて「悔しさしかない」。

それでも後輩たちに感謝の気持ちもこぼれた。「往路に関しては下級生中心にやってくれましたし、(復路は)4年生が4人走りましたが、下級生中心のチーム状況だった。本当に下級生に支えられてきたので、下級生が今後やってくれると信じている。下級生にはこの悔しさを次につなげてほしい」と最高学年としてエールを送った。

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