◇第102回東京箱根間往復大学駅伝競走復路(3日、神奈川・箱根町芦ノ湖スタート~東京・千代田区大手町読売新聞社前ゴール=5区間109・6キロ)

 今季上位有力と言われながら、往路まさかの17位に沈んだ帝京大は、復路での激走で9位に滑り込んだ。「日本一あきらめの悪いチーム」の持ち味を土壇場で発揮した。

 帝京大の中野孝行監督は「本当にすごい。尊敬しちゃう。他人事のように。鎗田はあのプレッシャーの中でよくやった」と大逆転シード権をつかむべくゴールテープを切った最終走者の4年生をたたえた。

 往路スタート時点で10位までの差は4分15秒。6区の広田陸(3年)と7区の主将・柴戸遼太(4年)が区間6位、8区の松井一(2年)が区間4位の激走を見せ、戸塚中継所時点での10位・日大との差は1分53秒まで短縮。9区の尾崎仁哉が区間4位でその差を14秒まで縮め、最後は10区の鎗田大輝(4年)が逆転。3年連続となるシード権の死守に成功した。

 帝京大は一昨年往路12位から復路6位で総合9位に。昨年は往路14位から復路4位で総合10位に。3年連続の大まくりで「復路の帝京ここにあり」を示した。

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