◇第102回東京箱根間往復大学駅伝競走復路(3日、神奈川・箱根町芦ノ湖スタート~東京・千代田区大手町読売新聞社前ゴール=5区間109・6キロ)

 青学大が10時間37分34秒の総合新記録で3連覇を達成した。5区で1時間7分16秒の圧倒的な区間新記録をマークした絶対エースの黒田朝日(4年)が、金栗四三杯と大会MVPを同時受賞した。

 記者会見した黒田は「3大駅伝を4年トータル9回走って、MVPを取ったことがなかった。どうしても欲しかった賞だった。2つ同時にいただけて、うれしい気持ちでいっぱいです」と笑みを浮かべた。青学大の強さの秘密について聞かれると「往路を見てもらえれば分かると思うけれど、逆境の中でも諦めない気持ちの強さ」を挙げた。また特に今年は「個人が『青学を自分が勝たせる』という意識を持ってくれた」と、個人の意識の高さも影響したという。

 最近12年で9度の総合優勝と“駅伝力”の高さも光る。今回の復路も6区では2位早大と18秒と大きくない差だったが、後続争いをよそに先頭を一度も譲ることなく、最後は2位の国学院大に2分33秒差をつけた。黒田自身は5位から先頭に立ったが「1度先頭に立ったらそのまま逃げ切れる、先頭効果に乗れる強さもあるのかなと思っています」と分析していた。

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