◇第102回東京箱根間往復大学駅伝競走復路(3日、神奈川・箱根町芦ノ湖スタート~東京・千代田区大手町読売新聞社前ゴール=5区間109・6キロ)

 東洋大は総合14位に終わり、継続中では最長の21年連続シード権獲得とはならなかった。10位の日大に2分31秒届かなかった。

 酒井俊幸監督は自身の落ち度と言わんばかりに、口を開いた。「前任の、川嶋(伸次、現創価大総監督)さんの頃から続いていたシード権の継続になりますし、これまで私が関わって巣立っていった卒業生たちも、継続してきた記録になりますし。支援していただいた大学関係者も含めた上、一つそういったものが途絶えてしまったということは、非常に監督として申し訳ないという気持ちでいっぱいです」と唇をかんだ。

 往路でつまずいた。1区は3位スタートも、2区で順位を17位まで下げ、15位でフィニッシュ。復路でも流れを変えられなかった。前回2位と好走し、今年も8区を任せた主将・網本佳悟(4年)は区間14位とふるわなかった。9区の給水では久保田琉月(るき、3年)に昨年度まで在籍した同大OB・石田洸介(スバル)が力水を送ったが、順位を上げることはできなかった。

 チームは全日本大学駅伝も選考会を経ての本選出場(25年11月)を目指したが、18年ぶりに落選した。指揮官は「ちょっと2025年度のチームは苦しい結果に終わってしまったんですが、1つ記録は途絶えてしまいましたが、再度一回、再出発するという、そういう気持ちを持ってもう一回」と、自らを奮い立たせるように口にした。

 次回大会では82回(2005年度)大会以来の予選会出場からの本戦切符を目指す。「今、このレベルの高い箱根駅伝で20年というのは本当、途絶えさせてしまうと大変な記録だったんじゃないかと思います。

毎年毎年、目の前の学生たちとつないで、結果として20年まで延長することができた。箱根駅伝という部隊が、卒業していった子たちが伝統を守りながら、その後広まると思いますので、再度そういった取り組みを新しいものを取り入れながら、また発展していきたいなと思います」と締めた。

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