◇第102回東京箱根間往復大学駅伝競走復路(3日、神奈川・箱根町芦ノ湖スタート~東京・千代田区大手町読売新聞社前ゴール=5区間109・6キロ)

 青学大が、10時間37分34秒の総合新記録で3連覇を達成した。レース後、チームメートから9回胴上げされた原晋監督は「12年で(優勝)9度でしょ。

計算すると勝率、何割になるんだろう。すごいことをやったなというその実感はあります」と、振り返った。

 取材中、箱根駅伝をベースにしたマラソン強化の重要性を説いた原監督は、5区山登りで異次元の区間新をマークした黒田朝日のマラソン挑戦に言及。「今年の9月になるか、来年の9月か分かりませんけど、ベルリンで2時間3分台を出したい。日本記録、2時間3分。それは狙っていきたいと思う」と熱を込めた。昨年12月には、34歳の大迫傑(リーニン)が2時間4分55秒の日本新をマーク。同監督は「大迫が出すんですよ」と、語気を強めた。

 学生とは一回り上の大迫の偉業。「ベンチマークとしてそれだけの記録を出してくれたというのは、感謝しかない」とした上で「34ですよ。彼が第一線で走ってる場合じゃないですよ」と若手の奮起を促した。教え子の日本記録更新に自信をのぞかせつつ「34歳、いつまでも日本ナンバーワンにおらしちゃいけないですよ。

マラソンを走らすために、箱根駅伝をもっともっと強化する。そういう視点で、日本陸上界を作っていかないと。僕はそういう持論です」と“原節”で説いた。

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