巨人からポスティングシステムでメジャー移籍を目指していた岡本和真内野手(29)がブルージェイズと4年総額6000万ドル(約94億円)で契約合意したことが3日(日本時間4日)、分かった。45日間の交渉期限が米東部時間1月4日午後5時(同5日午前7時)に迫っていた中での電撃合意。

岡本争奪戦の有力候補だったエンゼルスの地元メディア「ハロ・ハングアウト」はこれを受け、「岡本獲りに失敗。カージナルスとのトレードへの道が一気に開く」の見出しで、ノーラン・アレナド内野手の獲得に本腰を入れる可能性を報じた。

 エンゼルスは、20年に7年総額2億4500万ドルで契約しながらも度重なる故障に悩まされているレンドンと事実上の退団に合意。正三塁手が不在の状況だ。同メディアは「岡本が市場から消えたことで、エンゼルスはノーラン・アレナド獲得に向けた動きを本格化させる可能性がある。三塁に明確な補強ニーズを抱えるエンゼルスは、今後数日のうちにカージナルスとのトレードをまとめにかかる可能性もある」と、指摘した。

 一方、懸念材料も残っている。27年までの契約が残るアレナドはトレード拒否権を有しており、移籍の際には本人の承認が必要となる。24年オフにはアストロズ移籍に拒否権を行使し、トレードが消滅した。それでも、過去に移籍を容認する球団にエンゼルスの名を挙げており、同メディアは「トレードを受け入れる方向に傾く可能性もある。加えて、エンゼルスは彼に安定した出場機会を提供できる数少ない球団の1つでもある」とした。

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