巨人からポスティングシステムを利用してメジャー移籍を目指していた岡本和真内野手(29)が3日(日本時間4日)、ブルージェイズと4年総額6000万ドル(約94億2000万円)で契約合意した。複数の現地メディアが報じた。
岡本の新天地が決まった。メジャー30球団で唯一カナダに本拠地を置き、昨季あと一歩で頂点を逃したブルージェイズと、4年総額6000万ドル(約94億2000万円)で合意した。米東部時間4日午後5時(日本時間5日午前7時)まで28時間を切った3日午後1時30分(同4日午前3時30分)前に、複数の現地メディアが次々に報じた。正式発表は先送りにしたが、ブ軍の公式「X」も日本語で「こんにちは」と投稿した。
岡本には世界一への「ラストピース」としての期待が込められた。昨季は10年ぶりに激戦区のア・リーグ東地区を制してポストシーズンに進出したブ軍。ドジャースとのワールドシリーズでは、第7戦の9回1死まで4―3とリードを奪い、1993年以来32年ぶりの頂点まであと2死まで迫るもロハスに同点弾を浴び、延長11回に勝ち越しを許して歓喜の瞬間を逃した。主砲のゲレロが大粒の涙を流すほどだった。
あと一歩に迫った頂点へ、球団はこのオフ、積極的な補強を敢行してきた。
巨人で通算248本塁打を放ったスラッガーにはパイレーツ、エンゼルス、パドレスなど多くの球団が興味を示していたとされ、一塁、三塁に加えて外野も守れる万能性もあって争奪戦となっていた。ブ軍は一塁に主砲のゲレロが君臨するが、昨季三塁は固定できなかったポジションなだけに、レギュラーとしての期待がかかる。
昨年10月の会見では、巨人で日本一になれずパレードを経験できなかったことを挙げて「日本一になりたかったですし、その景色は見たかった。申し訳ない気持ちはある」と口にしていた岡本。今季も頂点を狙えるだけの戦力も整っている。チームの勝利を最優先に考える岡本にとって、勝てるチームはまぶしく映ったはずだ。
巨人への譲渡金は1087万5000ドル(約17億円)となる見込み。ブ軍は2年前に大谷、1年前に朗希の獲得に動き、ともに最終候補のひとつまで残ったとされるが、逃し続けていただけに、悲願の日本人獲得となった。「厳しい世界だと分かっています。そういうのも承知の上で勝負したい」と海を渡る決意を語っていた岡本。
◆岡本 和真(おかもと・かずま)1996年6月30日、奈良県生まれ。29歳。智弁学園(奈良)では3年春夏の甲子園に出場。高校通算73本塁打。14年ドラフト1位で巨人入団。通算1074試合で打率2割7分7厘、248本塁打、717打点。ベストナイン2度、本塁打王3度、打点王2度。23年WBC日本代表。186センチ、100キロ。右投右打。昨季年俸5億4000万円(推定)。
◆メジャー移籍1年目でのワールドシリーズ制覇 日本人では05年井口(Wソックス)、07年松坂、岡島(Rソックス)、24年山本、25年佐々木(ともにドジャース)の5人で、打者では井口の1人だけ。03年松井秀(ヤンキース)、20年筒香(レイズ)も渡米1年目でワールドシリーズに進出したが敗退した。










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