オリックス・才木海翔投手(25)が6日、レスキュー隊のような「失敗しない男」を目指すと宣言した。大阪市内で市消防局の出初め式に2年連続で出席し、消防隊員による救助訓練や、消防車での一斉放水を見学。

幼い頃は消防士に憧れていたというリリーフ右腕は「去年(25年)はこれに出て活躍させてもらったし、野球をしていなくても(観客として)来たい。(引退するまで)毎年出ようと思います」と目を輝かせた。

 プロ3年目の25年は6月14日に初昇格し、一度も出場選手登録を抹消されることなくシーズンを完走。主に勝ちパターンの一角として38試合に登板し、2勝1敗、4セーブ、11ホールドと自己最高の成績を収めた。1点差や9回のマウンドを経験する中で芽生えたのは、「すごく緊張もするし、自分が打たれたら負ける」との責任感。「消防士もミスなくやっているし、そのために訓練もする。(野球選手である)自分も、チームも負けなしでいきたい」と、25年の防御率1・87超えをノルマに定めた。

 25年10月に右肘手術を受け、現在は徐々にキャッチボールの強度を上げている段階。「オリのレスキュー隊として。40試合はとりあえず行きたい。僕は毎日、出動していいくらいの意気込み」。人命救助のスペシャリストからもらった刺激を力に変え、自身も完全無欠のセットアッパーとなる。

(南部 俊太)

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