巨人からポスティングシステムを利用し、ブルージェイズと4年総額6000万ドル(約94億円)で電撃合意した岡本和真内野手(29)が6日(日本時間7日)、本拠地トロントで入団会見に臨んだ。

 新しい背番号「7」のユニホームの袖に初めて腕を通し、「ずっと、このMLBでプレーしたいと思っていましたし、(巨人では)日本一になれなかったんですけど、次は世界一になりたくて来ました」とメジャー挑戦を決断した理由を説明。

「体が丈夫なところと、打撃が得意なところと、三つのポジション(一塁、三塁、左翼)どこでも守れる準備はしてきていますし、いろんなところを守るのは僕自身好きなので、楽しみです。僕自身、その日その日のベストを出して、チームに貢献できるようにしたいと思っています」と力を込めた。

 岡本は交渉期限が米東部時間4日午後5時(同5日午前7時)に迫っていた中で、3日(同4日)にブ軍と基本合意。契約には500万ドル(約7億8000万円)の契約金が含まれ、オプトアウト(契約破棄)権は入っていないという。巨人からMLBに挑戦する野手は02年オフにヤンキースにFA移籍した松井秀喜以来。岡本は昨年12月28日(同29日)に米国入りし、各球団と交渉を重ねていた。

 ブルージェイズは昨季、ワールドシリーズに進出したが、ドジャース相手に3勝3敗で迎えた第7戦。9回1死までリードを奪っていたが、「あと2死」から逆転負けを喫して32年ぶりの世界一を逃した。一塁には主砲ゲレロが君臨するが、三塁はレギュラーを固定できておらず、岡本は三塁をメインに起用されるとみられる。

 ◆岡本 和真(おかもと・かずま)1996年6月30日、奈良県生まれ。29歳。智弁学園高(奈良)では3年春夏の甲子園に出場。

高校通算73本塁打。14年ドラフト1位で巨人入団。通算1074試合で打率2割7分7厘、248本塁打、717打点。ベストナイン2度、本塁打王3度、打点王2度。23年WBC日本代表。186センチ、100キロ。右投右打。昨季年俸5億4000万円(推定)。

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