NHKは7日、大河ドラマ「豊臣兄弟!」(仲野太賀主演、日曜・後8時)の新キャストを発表。緒形拳さん(享年71)の孫で俳優・緒形直人と女優・仙道敦子夫妻の長男・緒形敦が織田信澄役で出演する。

 29歳の敦は陸上選手役で出演した「いだてん~東京オリムピック噺~」(2019年)以来2度目の大河出演となる。「役者として、大河ドラマに出演することは目標の中の一つなので、本当に嬉しかったです」とオファーを喜んだ。

 緒方家が大河ドラマに関わった歴史は長い。敦にとっての祖父の拳さんは9作品に出演してきた。1965年放送の大河3作目「太閤記」では27歳で主役の豊臣秀吉役を務めた。翌年の「源義経」では準主役の武蔵坊弁慶を演じた。以降も72年「新・平家物語」、76年「風と雲と虹と」に出演し、78年の「黄金の日日」では再び秀吉を演じた。

 2度目の主演は82年「峠の群像」で大石内蔵助役だった。平成に入り91年「太平記」、97年「毛利元就」に出演し、亡くなる前年の2007年「風林火山」で、上杉謙信(GACKT)の軍師・宇佐美定満を演じたのが最後の大河出演となった。

 拳さんの次男で敦の父・直人は1990年「翔ぶが如く」で大河デビューし、当時24歳で92年「信長 KING OF ZIPANGU」の主役・織田信長役に抜てされ、史上初めて大河ドラマの主演を務めた親子となった。

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