スピードスケート女子で2018年平昌五輪2冠の高木菜那さんが、初の著書「7回転んでも8回起きる」を、2月7日に出版する。選手として冬季五輪を3度経験した金メダリストが、初めてその心の内と半生を綴っている。

 2014年ソチ五輪から3大会連続出場を果たし、22年4月に現役を引退。妹・美帆(TOKIOインカラミ)と、平昌五輪の団体追い抜き、マススタートで金メダルを獲得するなど、高木姉妹でスケート界をけん引してきた。同著では、妹との周囲からの比較や、22年北京五輪マススタートでの転倒などの現役時代を振り返るとともに、「抜け殻のようになった」という引退後の日々についてありのままに綴っている。

 菜那さんは、出版にあたり「この本を手にとってくださる方の心に寄り添えるような一冊にしたい。そんな想いを込めて、この本を作成しました。なので、北京オリンピックで転んでしまったときの私の気持ちを、初めてこの本で綴っています。スピードスケートは、私に幸せや充実感を与えてくれました。その一方で、比較や葛藤、苦しみや心の辛さなども味わいました。ですが、どんな状況のときも、信頼する方々からいただいた言葉が私を支えてくれました。そんな大切な言葉を紡ぎながら、得ることができた学びとともに綴ったのがこの一冊です。最高の幸せと苦しみを、オリンピックという場で、どちらも経験した私だからこそ、届けられるものがあると思っています。是非、一読いただけますと幸いです」とメッセージを寄せた。

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