ノルディックスキー・ジャンプ男子で4日のW杯で男子日本勢16人目のW杯勝者となった二階堂蓮(日本ビール)が8日、欧州遠征から羽田空港に帰国した。

 25年11月下旬のW杯開幕から約2か月の長い遠征にもかかわらず、晴れやかな表情を浮かべて空港に姿を見せた。

「試合続きであっという間の感覚ですね。シーズンはじめから、序盤からトップ10入って、表彰台に乗ってあわよくば優勝というのを目標にしていたので、(この結果は)想定内」と胸を張った。

 今季はここまで15戦に出場し、初勝利を含め、4度の表彰台に立ち一気にブレイクし、22年北京五輪ノーマルヒル金メダルのエース、小林陵侑(チームROY)との二枚看板に成長。2月のミラノ・コルティナ五輪で、個人2戦(ノーマルヒル、ラージヒル)、今大会から採用される男子2人で臨むスーパー団体、さらに、男女2人ずつで挑む混合団体と4種目で金メダル候補に浮上した。当初はスーパー団体での金メダルを口にしていたものの「個人でも金メダルを狙える位置にいる」と手応えを隠さない。

 帰国後、つかの間の休息を経て17日からはW杯札幌大会(大倉山ジャンプ競技場)に出場する。現在、W杯ランキングで個人総合3位で同2位の小林陵に次いで日本勢2番手につける。「もうずっと2番手って言われてすごく悔しい気持ちで聞いていた。まだまだ未熟な部分はあるけど、しっかり自分のジャンプを発揮できるように頑張りたいと思うし、オリンピックでは個人の金メダルを目指しているので、しっかり取れるように札幌のW杯からしっかりとポディウム(表彰台)と優勝をとっていきたいと思います」と地元の凱旋(がいせん)試合で勝利宣言が飛び出した。

編集部おすすめ