タレントの萩本欽一(84)が司会を務める日本テレビ系「欽ちゃん&香取慎吾の第101回全日本仮装大賞」(後7時)が、12日に101回目の放送を迎える。1979年12月に始まり、昨年、節目の100回を数えた長寿番組。

このほど収録が行われ、本紙の単独取材に応じた欽ちゃんは「新しい仮装の物語のスタートです!」と高らかに宣言した。(加茂 伸太郎)

 「欽ちゃんに会えてうれしいです」という参加者の言葉に胸が熱くなった。自身の顔を見るなり涙する常連の姿に目頭を熱くした。

 昨年100回の節目を迎え、新たな一歩を踏み出した「仮装大賞」。欽ちゃんは「(香取)慎吾のファンがたくさん来ていると思っていたの。僕も年を取ったからね。それがさ、『欽ちゃんに会いに来ました』って言われてビックリ。幸せどころじゃないよ。普段の何倍もうれしかったよ」とニッコリ。「知っているお母ちゃんたちに会うと、また来てくれたな~って。今回は『会えてうれしい』って随分言われたもんだから、幸せな気持ちになって何度も聞き返しちゃったよ」と目尻を下げた。

 参加者が仮装のアイデアを考え、ゼロから一つの作品を作り上げるのが魅力。

1970年代から80年代前半にかけて「視聴率100%男」と呼ばれた萩本が、現在まで続ける唯一の冠番組でもある。

 今回の応募総数は880組。地方予選を勝ち抜いた4歳から84歳までの35チーム(初出場12チーム)が参加した。「ここからまた新しい仮装の物語が始まる、そう思っているよ。今日は(長時間の収録で)途中でへばってきちゃってさ(笑)。でも、参加者の作品を見る度に、新しい作品が俺を(新しい仮装の物語に)連れて行ってくれると思ったね。うれしかったな~」

 第65回(02年)からコンビを組む香取慎吾(48)には「俺が視線を送ると、スッと前に出て進行してくれた。やんなきゃと思ったのか、慎吾、面白かったよ」と賛辞。「100点満点を与えちゃうと、タレントはなあなあになって、すぐに良くなくなるから。2点マイナスして98点ぐらい」。これも欽ちゃんなりのご愛嬌(あいきょう)だが、絶大な信頼を寄せる。

 未来のことは誰にも分からない。

自身も「いつまで続けられるかな」というが、全国から会いに来る人がいる限り、「仮装大賞」を続けるつもりだ。

 ◆欽ちゃん&香取慎吾の全日本仮装大賞 第1回は1979年12月31日に新宿コマ劇場から生放送された。年に複数回放送されたが、2014年(第91回)から年1回の放送に。02年(第65回)から香取慎吾とコンビを組み、番組名は07年(第77回)から現タイトルに固定。萩本は21年(第98回)に勇退を宣言したが、のちに撤回。24年(第99回)に3年ぶりに復活した。

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