昨年12月24日に老衰のため92歳で死去した、落語家の初代林家三平さんの妻でエッセイストの海老名香葉子(えびな・かよこ)さんのお別れの式が9日、東京・台東区の寛永寺輪王殿第一会場で執り行われた。

 式にはフリーアナウンサーの徳光和夫さんも出席。

海老名家とは、徳光さんが2代目林家三平の襲名披露パーティーの司会を務めた縁もあり、交流があったという。「誰にでも分け隔てのない素敵な方。人間というのは、学問や経歴でいったもので測られるのではなくて、経験によって人間は作られていくんだと思います。極めて希有(けう)な、聖女、聖人のような方だと思います」と艱難(かんなん)辛苦を乗り越え身につけた海老名さんの優しさを形容した。

 遺影に合掌した際には、言葉がつむげなかった。「何か言いたかったんですけど、何も言えずに…。お目にかかることができて、ありがとうございました。きざな言い方ですけど、それぐらい本音で言いたいような方でしたね」と話した。

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