異例のデビューを果たした3歳馬の出走に、SNS上が沸いていた。

 1月10日の中山競馬5R・3歳新馬(芝2000メートル)は15頭立てで行われ、2番人気のインタノン(牡3歳、美浦・堀宣行厩舎、父キタサンブラック)は1馬身差の2着。

好スタートから逃げ、直線でも粘りに粘ったが、ゴール直前に勝ったランザワールド(3番人気)に差されてしまった。勝ちタイムは2分2秒2。

 同馬は、2024年セレクトセール1歳セクションで、金子真人ホールディングスが落札。グレイトフルS(3勝クラス)を勝つなど4勝を挙げるヴェローチェオロの半弟だ。堀厩舎に昨年12月に入厩し調整が進められていたが、馬名登録は行われていなかった。そのため、ネットの競馬専門サイトなどでは、馬名はもちろん父、母名だけでなく、馬主、厩舎などの情報は仕様により「不明」と表示される状態が続いていた。

 晴れて1月7日に馬名登録がなされ、翌8日に出走が確定した。しかし、サイトによっては馬名が更新されないままのものがあったため、SNS上では「全てが謎」「謎に包まれてるんだが」「出馬表で不明不明って初めて見たのでびっくり」「秘密に包まれたデビュー...」「あれ?JRAのサイトでインタノン検索しても出ないんだけどなんで?」「出走決まってる段階で空欄のままなんてあるのん?」「秘密兵器みたいになってたのなんでやろ」など戸惑いのコメントが寄せられていた。

 敗れはしたが「タイ王国の最高峰」の名前の由来通り将来性を感じさせる走りに、レース後は「良い走りだった!」「見応えがあった」「事前情報がなさすぎたインタノン祝デビュー」など安堵(あんど)とエールが送られていた。

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