歌舞伎俳優の松本幸四郎(53)と市川染五郎(20)が10日、東京・東劇でシネマ歌舞伎「歌舞伎NEXT 朧(おぼろ)の森に棲む鬼」(幸四郎版)の公開記念舞台あいさつを行った。

 劇団☆新感線の脚本家・中島かずき氏と演出家・いのうえひでのり氏による新作歌舞伎(2024年新橋演舞場公演)を収録。

幸四郎主演で染五郎が共演している。シェイクスピアの「リチャード三世」を下敷きに、うそと欲望に支配される男の物語。幸四郎と尾上松也のダブルキャストで上演され、23日からは松也版が公開される。

 作品にちなみ、奇抜なファッションとメークで驚かせた2人。「これは私服です」とジョークで笑わせた幸四郎は「根っからの悪のかたまりのような役だった。シネマ歌舞伎では松也版とはまた違った撮り方しています」。染五郎は「大好きな作品。何回見ても発見があると思うので見比べて」と自信作であることをうかがわせた。幸四郎には8日に53歳になったばかりということで花束が贈られた。今年の抱負として「“変わった男”として生きていこうと思います」と独自の意気込みを話していた。

編集部おすすめ