俳優の中村雅俊が11日、大阪市内でメガホンを取った映画「五十年目の俺たちの旅」の公開記念舞台あいさつに登場した。
純粋ゆえに人生にもがく若者を描いた、昭和を代表する青春群像劇「俺たちの旅」のドラマ放送開始50周年を記念した劇場版。
主演・監督をつとめた中村は「撮影現場に行くだけで楽しい。そういうドラマだったんですけど、青春ものの金字塔みたいな言い方をされるようになって。こうやって映画化されるという運びになったったのは、本当に皆さんがこの俺たちの旅を愛してくれたからこそ。改めて本当にありがとうございました」と感謝した。
共演のオメダ役・田中健は、劇中で娘役の前田亜季から2回たたかれるシーンを振り返り「前田亜季ちゃんに何をしゃべっていたの」と、中村に質問。中村は「本当にオメダのリアクションが1番大事なので、全力で思いっきりって。本当は跡がつくくらいやってほしかったんだけどね。でも、健ちゃんのリアクション良かったよ」といたずらっぽい笑みを浮かべた。田中は「2回きましたからね。パーンと。2回目の方が痛かった」と笑いながら明かした。
誕生日がくれば75歳になる中村と田中。
それに83歳になる
秋野太作の3人が元気にそろってスクリーンに登場しており、中村は「ビジュアル的には老人3人という感じですけど、中身的には青春ものになっていると思って作りました」と胸を張ると、客席からは温かい拍手。最後は中村が「今回50年後に映画化ということになりまして、本当にうれしい悲鳴があったんですけど、無事完成して皆さんに見てもらったというのは本当に感謝の一言です。本当にありがとうございました」とあいさつし、笑顔で客席の写真撮影に応じた。