◆プロレスリング・ノア「LEGACY RISE 2026」(11日、後楽園ホール)

 プロレスリング・ノアは11日、後楽園ホールで「LEGACY RISE 2026」を開催した。

 メインイベントのGHCヘビー級選手権で王者・Yoshiki Inamuraが「T2000X」マサ北宮と3度目の防衛戦を行った。

 王者が若手時代に道場長として指導した北宮。さらに2人は、ユニット「金剛」でも共闘、タッグチーム「THE TOUGH」を結成していた歴史をもつ。

 しかし、現在は、悪のユニット「T2000X」チェアマンとなり黒に染まった北宮。恩のある兄弟子の更生を期した一戦でInamuraは、真っ向からの肉弾戦を挑んだ。

 しかし、北宮のセコンド「T2000X」が乱入するなど大乱戦となった。破壊的な恐竜パワーでT2000Xを蹴散らすと、王者は北宮へブレーンバスター、ラリアットなどをたたき込み一気に攻勢に出た。しかし挑戦者も師匠の佐々木健介ばりのフェースクラッシャーで逆襲。力と力が真っ向からぶつかる激闘は、両雄が一歩も譲らないエルボー合戦へ発展した。

 王者のローリングエルボーを耐えた北宮が強烈な頭突きでダウンを奪い、パイルドライバーで脳天を突き刺した。トップロープに昇った北宮へInamuraが雪崩式のフロントスープレックスを敢行し大逆転。トップロープからのDIS CHARGEでたたみかけるとカウント2でレフェリーの足をT2000Xが引っ張り、王者を袋だたきにした。

 レフェリー不在となった大混乱のリングへ拳王が突入し救出も北宮はイス攻撃で反撃。

パイルドライバーで突き刺すとカバーするもレフェリーは不在。ようやく蘇生しリングに戻ったレフェリーのカウントは2ではね返した。さらにストラングルホールドγで北宮は王者を絞め上げた。

 辛うじてロープへ逃げたInamuraへ北宮はショートレンジのラリアット連弾から背後からラリアットを浴びせた。大ピンチのInamuraだったがカウンターのラリアットで逆転。タックル合戦、ラリアットの相打ちで一度は倒れるもタックルを浴びせ北宮を倒した。豪快な無双でたたき付けると、DIS CHARGEで圧殺しベルトを死守した。

 試合後のリングには拳王が上がり「Inamura強くなったな」とねぎらった。そこへ「T2000X」杉浦貴が背後から拳王を襲撃しオリンピックスラムをさく裂させダウンさせた。

 これにInamuraは「ミーは、まっすぐミスター拳王とファイトしたいだけなんです。もうT2000Xはいいでしょう!」と激高。杉浦へ「俺はあなたが大好きなんです!あなたに憧れて、あなたとファイトしたくてプロレスリング・ノアのドアをノックしたんです!」と思いのたけを吐き出すと「こんなシチュエーション、ヘイトだけど、ミスター杉浦からのオファーとあれば」とし「このベルトをかけてミーとファイトしてください」と挑戦を受諾し握手を求めたが杉浦は無視して去った。

 1人残されたリングでInamuraは「オー!マイ・ゴットファーザー」と天を見上げて嘆いた。方舟シップの正常化へ王者の悩みはさらに深くなりそうだ。

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