◆HBC杯(12日、札幌・大倉山ジャンプ競技場=ヒルサイズ137メートル、K点123メートル)

 海外組不在で行われた。女子は、岩佐明香(29)=大林組=が1回目109・5メートル、2回目131・5メートルの171・1点で初優勝を飾った。

男子は、山元豪(30)=ダイチ=が1回目133メートル、2回目137メートルの238点で3大会ぶり2度目の頂点に立った。

 岩佐が大逆転で女子組を制した。1回目は1位と19・1点差の5位。「試技は135メートルだったけど、1本目は109メートル。また試合になったら自分のジャンプを発揮できないのかとガッカリしたけど、2本目にもう1回チャレンジしよう」と気持ちを切り替えて2回目に臨んだ。有利な風速1・72メートルの風を受けながら飛距離を伸ばし、最長不倒の131・5メートルをマーク。大逆転で初めての頂点に立ち「5位から逆転できるとは。『まじか』と思っていた。会社のみなさんがいつもガッカリして帰っちゃうのが嫌だった。お休みの中で応援に来てくれて喜んでくれて、それが自分にも出来る」と優勝後の声援に目を赤くした。

 2月6日に開幕するミラノ・コルティナ五輪の出場は厳しい状況だが、1月20、21日のW杯蔵王大会、24、25日の同札幌大会に出場する予定だ。岩佐は「なかなか辞め際がこない。

今年(五輪を)逃すともう4年と思う自分がいる。挑戦させていただける限り、全身全霊で挑戦し続けたい。蔵王、札幌のW杯で自己ベスト(16位)更新を目指して頑張りたい」と力を込めた。

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