DeNAの牧秀悟内野手(27)が12日、鹿児島・鹿屋市での自主トレを公開。3月のWBC出場を目指すハマの主砲は、日本刀(模造刀)を使った「侍トレーニング」で、前回大会に続く侍ジャパン入りへ意欲をみなぎらせた。

 昨年は琉球古武術の武器「釵(さい)」を使ったトレーニングで報道陣を驚かせた牧が、またまた“新兵器”を導入した。指導する浜川彰吾トレーナーから手渡されたのは、刃渡り約70センチ、重さ約900グラムの日本刀。居合練習用の模造刀とはいえ、ギラリと輝く刃(やいば)は迫力満点だ。

 蹲踞(そんきょ)や座った姿勢から、素早く刀を振り抜くトレーニングの目的は、「釵」と同様に股関節や体幹の使い方、バランスの確認。重さはバットとほぼ同じだが、はるかに細いだけに「思った軌道で振れていないとすぐに分かる」(浜川トレーナー)と、動きの修正に役立つという。

 撮影タイムでは「武士になった気分です」と、不敵な笑みを浮かべてポーズをとった牧。28年ぶりのリーグ制覇を大目標に「143試合しっかりできる体を作る」と、若手の加藤、田内らを率いて連日6時間以上のハードメニューをこなす。

 開幕はもちろんだが、その前にはWBCも控えている。前回大会は1次ラウンドの中国戦とチェコ戦でアーチも、準決勝以降はスタメンから外れるなど計6試合で15打数3安打と、やや不完全燃焼に終わっただけに「もちろん選ばれたい一心でやってるし、選ばれるつもりで準備している。今回は最初から最後まで出て、チームを勝たせる選手になっていけたら」と、連覇の原動力になることを宣言した。(星野 和明)

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