ノルディックスキー・ジャンプ女子で今季のW杯で5勝を挙げ2月のミラノ・コルティナ五輪の金メダル候補に浮上した丸山希(北野建設)が13日、長野市内で会見を行い、大舞台に向けて「金メダルを取りたいというのが今年一番の目標」と満面の笑みを浮かべ誓いを立てた。

 今季、一気にブレイクしたニューヒロインだ。

昨季までW杯の勝利はなかったが、開幕戦を制するとそこから怒とうの3連勝。その後、2勝を加え、14戦終了時点で5勝を含む9度の表彰台に立った。

 今季は、ジャンプの生命線とも言える助走路での足裏のポジションに重点を置きトレーニングを行ったことで、助走路からスムーズに滑り飛び出しでしっかり力を伝えられるようになり、結果につなげている。「試合をしていくうちにこのシーズンを楽しめていることを実感できました。今は80点くらいの状態。ジャンプの技術的には上がってきているのは実感している」と手応えをつかんでいる。

 ライバルのニカ・プレブツ(スロベニア)ら海外勢の調子も上がり、近3戦は連続8位にとどまっているとはいえ、「みんな開幕戦に比べて状態は上げてきているなというのはすごく感じている。開幕戦でまだ60点くらいで勝っていたなか、私も状態を上げているのに勝てなくなっていてもどかしさはあるんですけど、自分のジャンプをすればしっかり結果がついてくることも分かってきた。しっかり自分のジャンプに集中したい」と意に介さない。

 8日に帰国し、つかの間の休息を取り、W杯張家口大会(中国)を挟んで、20日からW杯蔵王大会、札幌大会と国内4戦に出場する。「まずは自分の技術的な面を慣れた蔵王、札幌で100%にしたい気持ちが強い」と地元で五輪へ勢いをつけるつもりだ。

 五輪では今大会から個人戦のラージヒルも加わり、ノーマルヒル、男女2人ずつで挑む混合団体と合わせて3つの金メダルを目指す。

オリンピックはみなさんが意識してくれているので必然的に楽しみ感は上がってきていますね。日本チームもすごく勢いがあるので混合団体にすごく出たいなと思いがある。楽しみ、わくわく感はより高まっています。ノーマルヒルより、ラージヒルの方が得意にしているのでラージヒルの方が楽しみにしているけど、どちらも私にとっては初めての五輪なので自分のジャンプができればなと思います」と高みをみつめている。

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