◆テニス ▽全豪オープンテニス予選第3日(14日、メルボルン・ナショナルテニスセンター)

 【メルボルン(オーストラリア)14日=吉松忠弘】世界ランキング114位の西岡良仁(ミキハウス)が予選2回戦の第2セット途中で棄権した。股関節の故障で、3-6、1-3となったところで、主審に棄権を申し出た。

西岡は、2018年全豪から、2025年全米まで、4大大会本戦に31大会連続で出場してきた。しかし、今回の予選2回戦敗退で、本戦連続出場が途切れた。

 西岡が、第2セットの1-2でトレーナーを呼んだ。治療を受け、試合を再開したが、1-3となったところで、左手を横に振り、棄権の合図を見せた。予選1回戦も股関節の痛みはあった。この日も、「動き自体は、元々、抑えてやっていた」。

 それで予選1回戦は勝てたが、この日の相手は、パワーでたたき込んでくるタイプ。かわすだけでは押されてしまい、第1セットを落とした。ただ「出力を上げようとすると痛みが出てくる。今日はフォアの出力が出せなくなった」ため、棄権を申し出た。

 前日に欠場を決めた錦織圭より8センチも低い170センチの身長だ。現在のトップ10の平均身長が約191センチ。

西岡は、その差を「パワーテニスの時代で、昔ほど勝率を上げることは厳しい。それでも、この身長で、まだ高い勝率を出す自信はある」と話す。

 しかし、「この身長だと動かないと行けない。その分、(大型選手よりも)負担がどうしてもかかってくる」と、けがへのリスクの大きさを嘆いた。次戦は、帰国して、2月6日から始まる国別対抗戦デビス杯対オーストリアへの出場を予定している。

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