ミラノ・コルティナ五輪(2月6日開幕)に出場するアイスホッケー女子日本代表「スマイルジャパン」のGK増原海夕(24)=道路建設ペリグリン=が15日、母校の札幌国際大で開かれた壮行会に出席した。日本代表の中でも小柄な157センチの守護神は、女子アイスホッケー界悲願のメダル獲得を目指す。

 学生、教職員ら約150人の拍手に迎えられ、母校に凱旋(がいせん)した増原。2022年北京五輪に続く自身2度目の大舞台へ「日本を背負って全力で戦う。」と腕をまくった。

 20歳で代表入りした前回大会は、全試合ベンチ外。スタンドでビデオ係を務めた。年齢も下から2番目。先輩について行くだけで必死だったが、「時間が足りないくらいあっという間」という4年間で日本代表に欠かせない存在に成長した。高さ1・22メートル、幅1・83メートルのゴールを守るアイスホッケーのGK。一般的に体の大きい選手が有利とされる中、小柄な体格でも素早いスケーティングを武器にレギュラーの座を奪った。

 氷都・北海道苫小牧市出身。小学校低学年時、チーム内にGKが不在だったことがきっかけでフィールドプレーヤーから転向した。五輪を目指し始めたのは、パブリックビューイングで声援を送った14年ソチ五輪や会場に足を運んだ18年平昌五輪最終予選で躍動する先輩選手のプレーに感銘を受けたため。今では夢を与える側となり、「私が五輪を見て五輪の舞台に立ちたいと思ったように、そういう子が1人でも多くいるとうれしい」。

世界の強敵に立ち向かう姿を未来のスマイルジャパン候補に届ける。

 20日に最終合宿地のドイツに渡った後、決戦の地イタリアに入る。1次リーグ首位通過へ、重要な一戦となる2月6日の初戦(対フランス)に向け「良いコンデシションで迎えられるように調整して、自信を持って試合に入りたい」と力を込めた。

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