巨人が楽天から海外フリーエージェント(FA)権を行使した則本昂大投手(35)を獲得することが15日、分かった。球団は課題の投手力強化に向け、メジャー挑戦も視野に熟考を重ねてきた右腕の動向を注視し、水面下で調査を続けてきた。
年が明けても巨人の補強には続きがあった。楽天から海外FA権を行使していた則本を獲得することが明らかになった。複数年契約とみられる。米メディアではMLB球団からメジャー契約のオファーがあったとも報じられたが、熟考を重ねた結果、選んだ道は国内の他球団移籍だった。通算373登板で120勝99敗48セーブ。キャンプイン直前、阿部巨人に超強力な新戦力が電撃加入する。
則本はプロ1年目の13年に15勝8敗で新人王に輝き、楽天初のパ・リーグ優勝に貢献。同年の巨人との日本シリーズではレギュラーシーズン24勝0敗の田中将大らとともに日本一に導いた。巨人は12年以来、日本一がない。若手が多いチームだけに日本一を知る男が加わるのは大きい。
巨人は昨年は山崎が11勝とフル回転したが、先発不足に苦しんだ。今オフは新外国人の先発候補として前レイズのウィットリー、前レッドソックスマイナーのマタ、前楽天のハワードを獲得。則本は過去2シーズンは主にリリーフで、抑えや中継ぎとして2年連続50試合以上に登板し、24年は32セーブで最多セーブのタイトルも獲得したが、キャリアの大半は先発として過ごしてきた。先発もリリーフも可能で、投手陣の起用法の幅が広がりそうだ。
昨年はリーグ3位に終わり、今季は2年ぶりのリーグ優勝と14年ぶりの日本一を目指す巨人。勝利への強い思いが補強に表れている。センターライン強化のために1番・中堅の候補として日本ハムからFAの松本を獲得。則本も加わり、同一年にFA選手を2人獲得するのは20年オフの梶谷、井納(ともにDeNA)以来、球団としては5年ぶりだ。
則本は昨年の推定年俸3億円で、人的補償や金銭補償が発生するAランクとみられる。だが、そのリスクを承知の上で、フロントがチーム強化のために積極的に動いた。プロ1年目からの6年連続2ケタ勝利を含め通算8度の2ケタ勝利。
数々の実績を残し、WBCなど日本代表として国際経験も豊富。主砲の岡本がブルージェイズに移籍し、新たなチームに生まれ変わろうとしている巨人の優勝請負人として大きな期待がかかる。
◆則本 昂大(のりもと・たかひろ)1990年12月17日、滋賀県生まれ。35歳。八幡商で3年夏に県4強も甲子園出場なし。三重中京大を経て2012年ドラフト2位で楽天入団。2リーグ制以降初の新人から4年連続開幕投手。14年から5年連続奪三振王。8試合連続2ケタ奪三振のNPB記録保持者。178センチ、82キロ。
◆今オフ巨人の主な新戦力
名 前 年齢 前所属 投打
▼投手
則本 昂大〈35〉楽 天 右左
ウィットリー〈28〉レイズ 右右
マタ 〈26〉レッドソックス3A 右右
ハワード〈29〉楽 天 右右
北浦 竜次〈26〉日本ハム 左左
板東 湧梧〈30〉ソフトバンク※右右
松浦 慶斗〈22〉日本ハム 左左
▼内野手
ダルベック〈30〉ロイヤルズ3A 右右
▼外野手
松本 剛〈32〉日本ハム 右右
※は育成選手。新人以外










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