◆W杯ジャンプ男子 札幌大会予選(16日、札幌・大倉山ジャンプ競技場=ヒルサイズ137メートル、K点123メートル)

 五輪初出場を目指す小林朔太郎(25、雪印メグミルク)は、117メートルを飛び38位で予選を通過した。

 今季は、W杯開幕メンバーとして海外を転戦した。

シーズン開幕当初はミラノ・コルティナ五輪出場を射程圏に捉えていたが、「W杯初戦から状態が崩れた。練習をしないまま試合でどうにか直そうとしてきているので、直っていくスピードは遅い。今は重心の位置がわからなくなっている」。遠征中に落とした調子を取り戻すことが出来ず、最高17位で帰国した。

 スキージャンプは、各国最大男女各4人が五輪に出場できる。最大4枠を確保するには五輪ランキング「25位以内」に同国から4人がランクインする必要があるが、現状で日本男子は小林陵侑(チームROY)、二階堂蓮(日本ビール)、中村直幹(フライングラボラトリー)の3人のみ。25位まで46点差の28位に付けている小林朔が、4枠目獲得の鍵を握っている。

 17、18日のW杯札幌大会終了後、枠の配分、そして日本代表メンバーが確定する。残り2戦。重圧を背負いながらの戦いになるが、「ここに(大倉山)戻ってきて、前回飛んでたのと、ここが違うなというのがちょっと見え始めた。求められているところは枠の確保とかだと思うけれど、自分の出せる力をここで出すしかない」と気を引き締めていた。

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