昨季限りで広島を退団した田中広輔内野手が17日、現役引退を表明した。16~18年にリードオフマンとしてリーグ3連覇を支えた。
昨年10月に戦力外通告を受け、現役続行を目指して他球団からのオファーを待っていたが、年内を区切りに決断した。「NPB以外でプレーすることは考えていなかった」。昨年は7月14日まで約1か月間は1軍でプレーしたものの、14試合の出場のみ。ウエスタンでは62試合で打率3割3分3厘と結果を残していた。「まだやれるという思いも、もちろんあったけど、その気持ちだけじゃできないっていうのも理解はしているので」と、カープ一筋12年でユニホームを脱ぐ。
「相談した人の中にも『もういいんじゃないか』『十分やったんじゃないか』と声を掛けてくれる人もいた。まあそうだよな…と思いながら。僕自身は12年間、本当に勝つこと、チームのためにと思いながらやってこられた。それに対して悔いはないし、後悔もない。
12年間、一心に野球と向き合ってきた。「野球に対して手を抜かなかったこと、どうやって生き残っていくかを常に考えながらやってこられた。成績に関して満足しているところはないけど、そうやってやってこれたのは、良かったのかなと思ってます」と、現役生活を振り返った。
東海大相模高、東海大、JR東日本を経て2013年ドラフト3位で広島入団。15~19年にかけて歴代6位の635試合連続フルイニング出場した。17年に盗塁王、最高出塁率、ベストナイン。18年にゴールデン・グラブ受賞。19年に右膝半月板の手術を受けて以降は苦しいシーズンが続いた。通算1203試合で打率2割5分6厘、69本塁打、348打点、131盗塁。通算1000安打まで35に迫っていた。










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