25年限りで広島、DeNAを退団した田中広輔内野手(36)と三嶋一輝投手(35)が17日、ともに現役を引退すると発表した。田中はリードオフマンとして16年からのリーグ3連覇に貢献し、三嶋も22年に胸椎黄色じん帯骨化症の手術を受けながら先発、リリーフで通算373試合に登板。
涙はなかった。マツダスタジアム内で取材に応じた田中は、吹っ切れた表情で「引退」を切り出した。「まだやれるという思いももちろんあったけど、その気持ちだけじゃできないというのも理解はしている」。葛藤の末に出した結論。最後は「悔いはない」と潔く決断した。
13年のドラフト3位で入団し、2年目からレギュラーに定着した。同学年の菊池、丸(巨人)と“タナキクマル”として、一時代を築いたリードオフマン。ここ数年は2軍生活が長かった。「野球に対して本当に手を抜かなかった。どうやって生き残っていくかを常に考えながらやってこられたのは誇れるところかな」と胸を張った。25年はウエスタン62試合で打率3割3分3厘。
16年からリーグ3連覇。数々の喜びを味わい、一番の思い出に19年6月20日のロッテ戦を挙げた。スタメンから外れ、15年から続けた歴代6位の635試合連続フルイニング出場が途切れた試合だ。「僕の一番の強みだったところが、崩れた時だった」。同年8月に右膝半月板の手術を受け、以降は苦難の連続だった。
12年間のプロ野球人生。17年には盗塁王、最高出塁率のタイトルを獲得した。引退を決めた後もトレーニングは続けている。「今は本当に肩の荷が下りて、気持ち良く体を動かせている」。現時点で今後は未定。「時間もできたので、ゆっくり考えながら過ごしていきたい」と、穏やかに第二の人生を歩んでいく。
◆田中 広輔(たなか・こうすけ)1989年7月3日、神奈川県生まれ。36歳。東海大相模から、東海大、JR東日本を経て2013年のドラフト3位で広島入団。17年に盗塁王、最高出塁率、ベストナイン。18年にゴールデン・グラブ賞を受賞。171センチ、85キロ。右投左打。実弟で元巨人の俊太はオイシックスに在籍。










![Yuzuru Hanyu ICE STORY 2023 “GIFT” at Tokyo Dome [Blu-ray]](https://m.media-amazon.com/images/I/41Bs8QS7x7L._SL500_.jpg)
![熱闘甲子園2024 ~第106回大会 48試合完全収録~ [DVD]](https://m.media-amazon.com/images/I/31qkTQrSuML._SL500_.jpg)