将棋のユニバーサル杯第52期女流名人戦(主催・報知新聞社ほか)五番勝負第1局が18日、島根・出雲市の「出雲文化伝承館」でスタートした。

 振り駒は特別協賛の株式会社ユニバーサルエンターテインメント・庄子善行取締役が務めた。

まずは記録係の崎原女流1級が盤横の畳の上に白い布を広げ、庄子取締役が両手の中で混ぜ合わせた駒を振った。結果、歩が4枚出て福間香奈女流名人=清麗、女王、女流王座、女流王位、倉敷藤花=が先手、西山朋佳女流二冠=白玲、女流王将=が後手と決まった。

 振り駒を初めて体験した庄子取締役は「大変ホッとしました」と大役を果たして安堵(あんど)の息をついた。「手の中で振ってる間に重ならないようにしないといけないと思うと、手が硬くなっちゃう。その兼ね合いが難しかったです。どれくらい飛ばせばいいのか。結局布からはみ出しちゃいましたけど、はみ出しても大丈夫ということなので思い切って振りました」と振り返った。

 対局開始は過去にも立ち会っているが、出雲では初めて。「出雲の地ということもあり、厳かな雰囲気を感じました」と両対局者の健闘を祈っていた。

編集部おすすめ