島根・出雲市の「出雲文化伝承館」で18日に指されているユニバーサル杯第52期女流名人戦(主催・報知新聞社ほか)五番勝負第1局は、正午に昼食休憩に入った。

 福間香奈女流名人=清麗、女王、女流王座、女流王位、倉敷藤花=、西山朋佳女流二冠=白玲、女流王将=ともに勝負飯は「慶祝・法要折詰め」。

出雲大社のお膝元で大正13年(1924年)に創業した老舗料亭「ゆたか亭」によるもの。錦糸卵が乗った別箱のばらずしに加え、折りにはうなぎのかば焼き、天ぷらなど豪華な食材が並んでいる。

 昨年3月16日に同じ出雲文化伝承館で指された第51期同棋戦では、福間女流名人が「慶祝・法要折詰め」、西山女流三冠(当時)が「うな重(並)」の肝吸い付き(ともに「ゆかた亭」)を味わった。実は本来、福間がうな重で西山が折詰めだったが、関係者のミスで逆に配膳されてしまった。それでも両対局者は問題にせず完食し、懐の深さを示していた。

 昼食休憩時までに31手を費やした。福間が15手目で▲6八玉としたところ、西山は△2四角で初王手をかけた。さらに▲5八玉、△5七角成と大きく展開。続いて▲5四歩とぶつけ、△1二飛、▲5八飛として交換を迫ったが、△2四馬として引き揚げた。戦型は角交換型振り飛車となっている。対局は午後1時に再開される。

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