歌舞伎俳優の中村鶴松が18日、新春浅草歌舞伎(浅草公会堂、26日千秋楽)を休演することになり、第2部「傾城反魂香(けいせいはんごんこう)」のおとく役を中村莟玉が代役として勤めることになった。

 「傾城―」は吃音(きつおん)のため、しゃべりが不自由な絵師・又平(中村橋之助)と妻・おとくの夫婦愛と奇跡を描いた悲喜こもごもの物語。

莟玉は鶴松の代役として、初役でおとくを勤める。第1部「梶原平三誉石切」の奴菊平役は中村橋吾が代役に。「相生獅子」は中止になった。

 一般家庭出身の莟玉は、2019年に中村梅玉の養子となり、歌舞伎界に入り、次代を担う俳優の一人として期待されている。

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