◇第31回全国都道府県対抗男子駅伝(18日、広島市平和記念公園前発着=7区間48キロ)

 各都道府県の代表選手が出場し、大学・社会人が3区(8・5キロ)と7区(13キロ)、高校生が1区(7キロ)と4区(5キロ)と5区(8・5キロ)、中学生が2区と6区(いずれも3キロ)で競った。

 最終7区で、2位の福島と30秒差の首位でタスキを受けた宮城のM&Aベストパートナーズ(MABP)・山平怜生(23)が、福島の早大エース山口智規(4年)の追い上げから逃げ切り、念願の初優勝を飾った。

宮城は2時間16分55秒で、昨年の長野がマークした大会記録と並んだ。

 福島が25秒差の2位だった。3位は兵庫県。

 今年の箱根駅伝5区(2日)で区間新記録をマークし「シン・山の神」&「4代目・山の神」を襲名した青学大の黒田朝日(4年)が岡山3区で5位と好走。5位から2人抜きで3位に浮上した。岡山の過去最高記録(23年5位)を超える4位入賞に貢献した。

 箱根駅伝で史上初の同一チーム2度目の3連覇(計9度目)を達成した青学大は、黒田朝日のほかにも埼玉県の宇田川瞬矢(4年)、宮崎県の佐藤愛斗(2年)、鹿児島県の飯田翔大(かいと、2年)、上野山拳士朗(1年)が3区で「同門対決」が実現した。

 5位でスタートした岡山の黒田朝日と12秒差の8位でスタートした埼玉の宇田川は、ハイペースで飛ばし、1キロ過ぎで黒田朝日を一時逆転した。並走した際にはお互いに笑顔を見せる場面もあった。

 「朝日に(手であおるように)『ついてこいよサイン』出したら、簡単についてきましたね。前半は調子が良かったですけど、5キロ過ぎからきつくなって、結局、朝日に引き離れました。でも、楽しかったし、面白かったです」

 宇田川は青学大で4年間を共にした黒田朝日との直接対決を満面の笑みを見せながら振り返った。

 3区は群馬の駒大・帰山侑大(4年)が23分35秒で区間賞を獲得。1秒差の区間2位は静岡の国学院大・野中恒亨(3年)。黒田朝日は区間5位、飯田は区間9位、宇田川は区間15位、上野山は区間30位、佐藤愛斗は区間35位だった。

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