楽天・宗山塁内野手(22)が18日、今季から創設の「長嶋茂雄賞」の獲得に意欲を示した。鹿児島・徳之島での自主トレを公開。

同賞は昨年亡くなった長嶋茂雄さん(享年89)の功績をたたえる目的で制定され、12球団の野手が対象になる。プレーでの顕著な活躍に加え「ファンを魅了する」ことも選考基準。「見てる人がワクワクするプレーがもっともっとできていければいい。そういう思いを持ってやっていけば、新しいタイトルにも近づけるかな」と視線を鋭くした。

 記録にも記憶にも残る活躍をしたミスター。宗山は「今の野球界を作られた方」と尊敬の念を抱く。長嶋さんが1959年の阪神との天覧試合でサヨナラアーチを放った映像は脳裏に刻まれている。「国民的な選手は何か持ってますし、ひかれるものがあるので目指したい」。ファンに愛され、感動を与える選手は理想の選手像に重なる。

 候補となる資質を秘める。昨季は122試合の出場で打率2割6分、3本塁打、27打点。パ・リーグの新人では44年ぶりに遊撃手のベストナインを獲得した。

走攻守そろう華のあるプレースタイルに、端正なルックスも兼備。「見られる仕事なので『こうなってほしい』と思われることが一番うれしいし、そういう選手になるべき」と、ファンの希望を背負うプロ選手としての自覚の強さも頼もしい。

 現在は単独で自主トレ。長打力向上をテーマの一つとして掲げる。「打率もですけど、よりいいスイングで長打をイメージ」と、打球の角度に着目しながら取り組んでいる。魅力的なプレーで熱狂を呼ぶ。(宮内 孝太)

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