3月に開催される第6回WBC韓国代表に緊急事態が発生した。ブレーブスは18日(日本時間19日)、金河成(キム・ハソン)内野手(30)が米アトランタで右手中指のじん帯再建手術を受けたと発表した。

予想される回復期間は4~5か月で、大会出場は絶望的となった。

 MLB公式サイトは「キムは先週、母国・韓国に滞在中、氷の張った路面で転倒した際に右手中指を負傷した」と伝えた。同代表は今オフにパドレスと契約した宋成文(ソン・ソンムン)内野手(29)を含め、ドジャースの金慧成(キム・ヘソン)内野手(26)、ジャイアンツの李政厚(イ・ジョンフ)外野手(27)と4人のメジャーリーガー招集を想定していたが、前日17日(同18日)には宋成文も打撃練習中に脇腹を負傷し、回復に約4週間を要すると報じられた。“四天王”のうち2人を欠くかもしれない大ピンチだ。

 ただ、今回の代表はこの4人以外にも「3、4人」の韓国系メジャーリーガーが代表入りする可能性がある。韓国メディア「OESN」はこの日、カージナルスのR・オブライエン投手(30)が前日の球団イベントで韓国代表としてWBCに出場することを表明したと報道。その陰には23年WBCに同代表として出場したエドマン(ドジャース)の存在があったといい、「チャンスがあるなら必ずやれ。素晴らしい経験になる」と助言を受けたことをオブライエンが明かしている。エドマンは右足首手術を受けた影響で今大会には参加しないが、昨季カージナルスで42試合に登板し、3勝1敗6セーブ、防御率2・06と飛躍した193センチ右腕の勧誘で「戦力強化に一役買った」と同メディアはたたえた。

 WBCでは選手の両親が当該国の国籍を持っているか、出生した場合には自身が国籍を有する国以外でも出場が可能。オブライエン以外にも、昨季7本塁打のJ・ジョーンズ外野手(タイガース)、23年12勝のD・ダニング投手(ブレーブスFA)、R・レフスナイダー外野手(マリナーズ)らも韓国代表入りの可能性がある。

 23年WBCでは日本代表に日系メジャーリーガーのL・ヌートバー外野手(カージナルス)が加わり、1番打者として世界一奪還に貢献した。

今大会で韓国は日本と同じ1次ラウンドC組。3月7日には直接対決が組まれており、ライバルの動向から目が離せない。

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