楽天から海外FA権を行使して巨人に加入した則本昂大投手(35)が19日、都内のホテルで入団会見に臨んだ。プロ1年目だった13年にともに楽天を日本一に導いた田中将との再共闘や新天地での背番号についてなど、決意や心境を語った。

会見の内容は以下の通り。

 (あいさつ)「このたび読売巨人軍に入団することになりました、則本昂大です。一生懸命、腕を振って頑張りたいなと思っています」

 ―今の心境は

 「緊張しています。会見にあまり慣れていないので。ただ、球団が決まったという安心感、しっかりと結果を残さないといけないという自覚も生まれたので、とにかく今年1年、目いっぱい腕を振りたいなと今は思っています」

 ―海外FA権を行使して大リーグを目指す中での決断だった。その心境は

 「すごく長く悩みました。最後は本当に自分に改めてどこでプレーをしたいのか、これから先どうしていきたいのか、と問いかけた時に本当に熱意のあるオファー、お言葉をいただいたジャイアンツでプレーしたいと思いましたし、球団からの思い、熱意に自分は応えないといけないと思ったのでオファーを受けました」

 ―球団からのメッセージとは

 「11年間先発をやり、2年間リリーフとして戦ったその経験、また自分のプレースタイルをすごく評価していただいたと僕は感じました」

 ―阿部監督は先発ローテに入ってほしいと話していた

 「僕は本当にやってくれ、いけと言われたところで投げるだけなので、まずはしっかりと先発ローテーションを勝ち取って1年間フルで戦い抜きたいなと思っています」

 ―リリーフから先発に戻る。調整の難しさは

 「現状試合をしていないのでなんとも言えないんですけど、11年間はしっかりと先発ローテーションを守ってきたという思いは僕の中ではあるので。やれる自信はあります」

 ―背番号43は選んだのか

 「そういうわけではないんですが、43番という番号は非常にうれしいです。僕の個人的な感情ではあるんですけど、イーグルス時代に仲の良かった宋家豪と同じ背番号なので、そこはうれしく思っています」

 ―田中将と再び同じユニホームを着る

 「まさかまた一緒にプレーができるとは本当に夢にも思っていなかったので、すごくうれしい気持ちと田中さんに追いつけ追い越せという気持ちと、たくさんの感情はあります。今は本当に一緒になってチームを引っ張っていけたらいいなと思っています」

 ―田中将に連絡はしたか

 「はい。決めた時に連絡させてもらって、一緒に頑張ろうという言葉をいただきました」

 ―改めて巨人でどんな活躍を見せたいか

 「これまでと変わらず、とにかく全力でがむしゃらに腕を振って、ジャイアンツのために、そしてジャイアンツを応援してくださるファンの皆さんのために、一生懸命投げたいと思います」

 ―具体的な目標は

 「個人的にはまず1年間しっかりローテーションを守って規定投球回に乗せて2ケタ勝利をしたいなと思いますし、僕自身も日本一になりたいと思っているので、チームの日本一のために全力でやるだけです」

 ―巨人の印象は

 「子どもの頃からテレビをつければいつもジャイアンツ戦が流れていたので、そのユニホームを着て野球ができるというのはすごく誇らしいことだなと思いますし、プロに入ってからは2013年の日本一の対戦相手でもありますし、100勝を挙げた対戦相手も同じくジャイアンツだったので何か縁を感じます。

対戦していてとても恐怖感のあった選手が後ろを守ってくれるというのはすごく心強いです」

 ―小さい頃は巨人ファンだったか

 「すみません、阪神ファンでした(笑)」

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