焼津みなとマラソン大会を実施している焼津市は20日、今年4月5日の大会で「第38回大学対抗ペアマラソン大会」と史上初めて関東学生陸上競技対校選手権大会(通称・関東インカレ)ハーフマラソン競技を兼ねて実施すると発表した。

 同市の中野弘道市長らと会見に出席した関東学生陸上競技連盟の植田恭史会長は「箱根駅伝対策委員会の中で、関東インカレを行う5月はハーフマラソンを行うには暑いという話は出ていた。

暑熱対策で、時期的にも焼津でやれればどうか、という意見が出て検討した結果」と経緯を説明。会場が関東ではない東海地区だが「そういった意見もありました」と認めつつ「ただ、これまでのご縁があった焼津で併催することでみんなが喜ぶのではないか。テレビ放映も始まって選手のモチベーションにもなると思っている」と、これまで30年以上開催してきた実績などを考慮したと明かした。

 大学対抗ペアマラソンは各校3人がハーフマラソンで出場。これまで通り、上位2人(ペア)の合計タイムで順位を争う。このレースで快走した選手が翌年の箱根で活躍したケースもあり、昨年1時間3分2秒で個人トップだった青学大の平松享祐(3年)は、今年の4区で好走して逆転Vに貢献した。

 静岡・御前崎出身の植田会長は「我々は『箱根から世界へ』を合言葉にしている。これからは『焼津から箱根へ、そして箱根から世界へ』でやっていければ」と話した。今回だけでなく、来年以降も継続して行うことを視野に入れているという。関東インカレの共催となったことで、これまで以上に学生トップ選手が集結することは確実。春の風物詩として毎年4月に箱根を目指す学生ランナーたちが港町・焼津を疾走することになりそうだ。注目のレースは静岡第一テレビなどで生中継(午前9時55分~11時30分)される。

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