中日の金丸夢斗投手が20日、カブス今永昇太投手らと高知市内で行っている自主トレを公開した。プロ入り前から憧れていた左腕に弟子入りし、2年目への決意を新たにした。

 夢のような時間に、充実感をにじませた。「野球生活のオフの中で、一番充実した生活ができている。(今永さんは)バッターが分かっていても、打てないストレートが魅力。どんな生活をしているのか、練習をしているのかを勉強したくて、お願いしました」。練習だけでなく、食事や入浴の時間も共にし、メジャー左腕の豊富な知識と技術を吸収してきた。

 1年目の昨季は、2勝6敗と負け越したが、防御率2・61をマーク。先発ローテの一角を担ったが、課題が浮き彫りとなった。「去年はファウルが多かったり、球数が多くなって、疲れていく悪循環だった。追い込むまではアバウトに勝負する攻め方もしていかないと、長いイニングを投げられない」。このオフは体力強化に取り組みながら、今永の助言をもとに、引き出しを増やして、レベルアップにつなげている。

 その姿を、師匠の今永はしっかり見ていた。ドラフトの時から金丸に注目していたようで、「自分の2年目の時に比べたら、確立している。

自分の考えがあるし、動きを再現できる器用さもある」と、太鼓判を押した。

 この日はブルペンで、捕手を座らせてスプリットやカーブを交えて27球。ここまで順調に、調整を進めている。春季キャンプはA班(北谷)スタートが決まった。今永からは「シーズンが勝負。自分のペースを崩さずにやった方がいい」と金言を授かった。ロケットスタートは避け、開幕までじっくりと状態を上げていく考えだ。

 2年目を迎える今季。同学年・高橋宏との左右の両エースとして期待を背負う左腕は「今年は若手がチームを引っ張っていけるように。2けた勝利と規定投球回到達を目標に頑張りたい。(シーズンが終わった時に)今永さんにいい報告ができたら」と飛躍を誓った。

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