◆テニス ▽全豪オープンテニス第4日(21日、メルボルン・ナショナルテニスセンター)

 【メルボルン(オーストラリア)21日=吉松忠弘】22歳9か月での史上最年少生涯4大大会全制覇に挑む世界王者のカルロス・アルカラス(スペイン)が順当に3回戦に進出だ。世界ランキング102位のヤニック・ハンフマン(ドイツ)に7-6、6-3、6-2で勝ち、3回戦では世界ランキング174位のマイケル・ゼン(米国)-同37位のコランタン・ムテ(フランス)の勝者と対戦する。

 世界王者が、滑り出しで少し苦戦した。1-3と相手にリードを許し、後手に回った。「最初はうまく球をとらえる感触がなかった」。相手の攻撃的なプレーに押され、追いついたもののタイブレイクまでもつれた。しかし、その接戦を「難しかったけど切り抜けられて助かった」。第2セットからは、王者の貫禄で押し切った。

 全豪以外の4大大会は、各々、2回ずつ優勝している。しかし、全豪だけは、過去2度のベスト8進出が最高で、4強入りさえしていない。「コートは合っているし、好きだ。ただ、天候に対応するのが難しい」と、40度を超える酷暑があったかと思えば、20度を切る冷える日もある気候に適応する大変さを口にした。

 生涯4大大会全制覇を達成した選手は過去8人。最年少は、1938年全仏で達成したドン・バッジ(米国)の22歳11か月だ。

1968年オープン化(プロ解禁)以降では、ラファエル・ナダル(スペイン)の24歳1か月が最年少だ。「今年は、この全豪が最大の目標」と、年始早々から、集中だ。

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